イギリス理想主義の展開と河合栄治郎 ― 日本イギリス理想主義学会設立10周年記念論集

イギリス理想主義の展開と河合栄治郎
目次
まえがき (行安 茂)
第一部 イギリス理想主義の展開と二〇世紀の思想
第1章 コールリッジの形而上学的思索 (和氣節子)
第2章 カーライルとイデオロギー (向井 清)
第3章 J. S.ミルとロマン主義 (泉谷周三郎)
第4章 グリーンの思想体系と理想主義 (行安 茂)
第5章 グリーンの政治思想と共同善 (萬田悦生)
第6章 マッカンとシティズンシップの理念 (尾崎邦博)
第7章 ボザンケの国家論 (芝田秀幹)
第8章 ムア、ラッセルと分析哲学の誕生 (寺中平治)
第9章 コリングウッド前期哲学における「実在論」批判 (春日潤一)
第10章 ボザンケとホブハウス (芝田秀幹)
第11章 ラスキ、ミリバンドと現代資本主義国家 (小松敏弘)
第12章 ハイエクの市場自由主義とミラーの市場社会主義
― 市場をめぐる二〇世紀思想の展開の一例として ― (山中 優)

第二部 日本におけるイギリス理想主義の受容と河合栄治郎
第1章 日本におけるグリーンの受容とその諸相 (行安 茂)
第2章 明治中後期における自己実現思想の輸入の様相
― 日本語「自我実現」の創造にイギリス理想主義が果たした役割 ― (佐々木英和)
第3章 河合栄治郎とその師新渡戸稲造
― 第一高等学校時代を中心として ― (森上優子)
第4章 理想主義教育者としての河合栄治郎
― 教師像とその教育思想 ― (花澤秀文)
第5章 河合栄治郎の教養主義 (青木育志)
第6章 戦闘的自由主義者としての河合栄治郎 (松井慎一郎)
第7章 河合栄治郎の法廷闘争 (山下重一)
第8章 西田幾多郎と河合栄治郎 (水野友晴)
第9章 河合栄治郎門下の正統的後継者・関嘉彦 (川西重忠)
第10章 河合栄治郎と猪木正道 (松井慎一郎)
第11章 河合栄治郎と社会思想研究会 (芳賀 綏)
第12章 グリーンと河合栄治郎
― リベラル・デモクラシーからソーシャル・デモクラシーへ ― (田中 浩)
あとがき (行安 茂)

行安 茂 編
本体3,600円(税別)
2014年 1月発行
A5判/382頁
ISBN978-4-7907-1612-9
十九世紀イギリスの政治、社会、教育、宗教をはじめ幅広い社会改革の原動力となったイギリス理想主義を再検討すると同時に、日本においてその思想を精力的に紹介し、多くの学生や知識人に多大な影響を及ぼした河合栄治郎の足跡を詳しくたどる。

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