ポストドクター問題 ― 科学技術人材のキャリア形成と展望

ポストドクター問題
目次
はじめに(近藤信司)

序 論(岩崎久美子)


第Ⅰ部 滞留するポストドクター

1 ポストドクター問題の背景(岩崎久美子)
2 素粒子・原子核理論分野のポストドクターの現状(筒井 泉)
3 オーバードクター問題からポストドクター問題へ(青木健一)
  ― 年齢分布シミュレーションが予測したこの30年


第Ⅱ部 ポストドクターの現状について ― インタビュー調査結果から見る課題

序 インタビュー調査はどのように行われたか(岩崎久美子)
1 ポストドクターの声から(岩崎久美子・広瀬 隆・藤田博康・別府明子)
2 理系高学歴者のキャリア形成プロセスの特徴(藤田博康)
3 家族の影響とものの見方・考え方(別府明子)
4 ソーシャルネットワークの特異性(岩崎久美子)
5 キャリア実現の障壁となる現実問題とその対応策(藤田博康)


第Ⅲ部 ポストドクターの就職に向けて ― アンケート調査結果からの示唆

序 アンケート調査はどのように行われたか(岩崎久美子・谷口正明)
1 ポストドクターの「満足感」の背景(山田兼尚)
2 研究活動を通じて獲得した資質・能力(椎名久美子)
3 ポストドクターのソーシャルネットワークと他分野進出(島 一則)
4 ポストドクターが求める支援(土屋(岡田)葉子)
5 ポストドクターの抑うつ傾向と支援策(下村英雄)


第Ⅳ部 人材活用の方向性

1 他分野へ進出した者の満足感(中村浩子)
2 日本物理学会キャリア支援センターの役割(栗本 猛)
3 専門分野を超えた職種の拡がり(谷口正明)


展 望

1 若い頭脳の活躍の場は無数にある!(和田昭允)
2 物理学に夢とロマンを(坂東昌子)


あとがき(坂東昌子)
資料編

国立教育政策研究所 編/日本物理学会キャリア支援センター 編
本体2,300円(税別)
2009年 6月発行
A5判/302頁
ISBN978-4-7907-1416-3
ポストドクターとは、博士の学位取得後、意思があるにもかかわらず常勤学術職に就くことができぬまま研究に従事する者をいう。本書ではPD対象の定性的・定量的調査に基づきPDの現在・実態を記録、現代の高等教育や学術体制をも照射する。

一般教養書


毎日新聞で紹介されました

「学会会員への聞き取りやアンケートなどの独自調査で得たデータを基に、ポスドクの現状を探り、活用の方向性を提示している」(『毎日新聞』2009年6月30日(火)朝刊)
以下のサイトで全文をご覧いただけます。
毎日jp「毎日の本棚」

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